米国留学ー経済学PhD1年目がスタート!

はじめまして。

 

このブログは、米国の大学院で経済学PhDに奮闘するある学生の日常を綴っていくものです。

 

日本から欧米にPhD留学する人の中で、経済学を専攻する女性はとりわけ少ないと思います。

 

私自身もまだ1年目のコースワークが始まったばかりですが、どこかのだれかの目に留まればと思い、ブログをはじめました。

 

前述のコースワークとは、マクロ、ミクロ、エコノメ、数学を必修科目として履修し、学期末に行われる試験の結果次第で2年目に進学できるかどうかが決まるというものです。

この制度自体が、競争を煽るだけの無意味なものである気がしますが、”経済学”を真に理解する上で重要な基礎固めの1年と思い、乗り越えたいものです。

 

実際に、多様な国や地域から選別された学生に囲まれて1年間密度の濃い授業を、アメリカという土地で受けることができるのは、とても貴重な経験だと思います。

 

日本で修士課程をしていた頃は、コロナ初年度ということもあり、周りに誰も勉強仲間がいませんでした。それが今は毎日同級生と顔をあわせ、同じ授業をうけ、宿題のわからない点を話し合い、また翌朝クラスで会う、、まるで高校時代に戻ったような生活を送っています。

わたしにとっては、ちょっとした青春を取り戻しているような感覚でもあります。

 

授業を1か月受けた感想としては、もちろん毎週でる宿題や、毎月訪れる試験、それらの結果次第で首をきられるかもしれないというプレッシャーはつきまといますが、それ以上に得難い経験、日本にこもっているだけでは得られない出会いがあると実感しています。

 

海外に約6年間生活基盤を置き、先の見えないアカデミアの世界で生きていくことはリスクが高いことかもしれません。とくに日本人女性にとって、そういったリスクをとって何かに挑戦するということ自体、残念ながら、(ほかの国と比べても)まだまだ難しいことなのだと思います。

 

だからこそ、私のこの奮闘記が将来の一時点でだれかの役に立つ日が来ればいいな、、と思い、それをモチベーションにもかえながら、ここに日々をおさめていくつもりです。

 

いまだ20世紀においてきぼりをくらっている経済学徒よ、目を覚ますのじゃ~

 

#経済学PhD #米国留学